【経験談】特養での療法士によるリハビリ内容

リハビリの内容

こんにちは、あいひろです。

 
あいひろ
今回は「特養(特別養護老人ホーム)でのリハビリの内容」について、実際僕が勤めてきた経験談を話していきます。僕は特養で作業療法士の免許を持ちながら、機能訓練指導員として4年間勤務しました。病院勤務とは違って、いろいろ大変なこともあったので話していこうと思います。
この記事でわかること
  • 機能訓練指導員について分かる
  • 特養でのリハビリ内容が分かる
  • 特養でのリハビリのあり方について学ぶことができる

特養での療法士としての関わり方について知識が深まると思います。

機能訓練指導員として働く方、興味がある方は、参考にしてみてください。

療法士は特養では機能訓練指導員として働く

リハビリ 作業療法士と理学療法士

特養では、療法士(理学療法士・作業療法士)は機能訓練として働きます。看護師なども働くことができ、国家資格を持っていることが必要条件になります。

機能訓練指導員は介護保険法で定められており、そこに住まわれている利用者に対して必要に応じた機能訓練を行います。利用者が生活でできることを支援するために介入していきます。
機能訓練指導員として働くことができる資格
  • 看護師または准看護師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • 鍼灸師(平成30年~)

特養(特別養護老人ホーム)では、作業療法士・理学療法士という資格を持っている肩書はあるものの、機能訓練指導員として勤務することになります。

機能訓練加算は1人いれば取得できるので、人員も少なく1~2名程度で担っています。

また機能訓練指導員は特養だけでなく、デイサービスやショートステイでも従事しています。

特養でのリハビリ内容

知っている方も多いと思いますが、特養では要介護3~5の利用者を対象としています。

介護度が高いので、心身共にできることも限られています。

僕の場合、特養でのリハビリは主に「基本動作訓練」「生活動作訓練」「ポジショニング」「関節可動域訓練」を行っていました。

  • 基本動作訓練

寝ている状態から「寝返り」「起き上がり」そして「離床」する時間を設けるリハビリを行っていました

  • 生活動作訓練

食事や排泄など、残存機能を活かしてできるように介入していました

  • ポジショニング

同姿勢の状態が続くと、同じ身体部位(腸骨、肩甲骨など)に長時間の圧迫が起こるため、褥瘡ができやすくなります。

そのため姿勢や基本動作の評価を行い、正しいポジショニング(正しい姿勢)のを介護士・看護師に指導していました。

  • 関節可動域訓練

介護度が高く臥床傾向(寝たきり)の状態にあると、どうしても関節拘縮になりやすくなってしまいます。

そのためリハビリとして関節拘縮予防を目的に関節運動を行っていました。

特養でのリハビリのあり方

特養でのリハビリのあり方は明確には決まっていませんが、僕は「特養でのリハビリ職だからこそできる介入」については以下のことが大切だと思いました。

  • 生活リハビリを取り入れる

機能訓練指導員の人材は少ないため、多職種の協力が必要です。

特に現場に直接関わる介護士・看護師の介入が大切です。

そのためには日ごろから機能訓練指導員と多職種にて連携をとる必要があります。

そのためには信頼関係がとても大切になります。

このリハケアブログでも1番最初の記事でも伝えています。

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作業療法士のリハビリ
  • 正しいポジショニング・関節拘縮予防の指導

特養では介護度が高いため寝たきりの利用者も多く、関節拘縮、そして褥瘡のリスクが非常に高いです。

そのため人員が少ない機能訓練指導員だけでの介入はとても困難なため、介護士・看護師の協力が必要不可欠になります。

  • レクリェーションの実施(集団体操など)

特養は老人ホームのため、そこが利用者の家になります。利用者は認知機能の低下がみられ、1日を何もしないままボーっとして過ごす方も多いです。

そのため新心機能低下を防ぐため、刺激を入れることも必要です。

機能訓練指導員として定期的に時間を決めたりして、集団レクリェーション(集団体操)、外気欲(外の散歩)などが必要になります。

集団体操も「どのようにすれば利用者に良い刺激を入れることができるか?」など考えて、臨機応変に動くことが大事になります。

記事のまとめ

リハビリの内容

「特養での療法士によるリハビリの内容」について解説しました。

  • 特養(特別養護老人ホーム)では、理学療法士・作業療法士、そして看護師など専門職は機能訓練指導員として働く
  • 特養でのリハビリの内容として、要介護3~5と介護度が高い利用者が多いため、関節可動域訓練、ポジショニング、基本動作訓練、生活動作訓練が主に中心となってくる。
  • 機能訓練指導員は1~2人と人員が少ないため、多職種(介護士・看護師)などの協力体制が欠かせない。そのため生活の中でのリハビリ(生活リハビリ)が必要になってくる

特養では病院と違って、できることも限られています。また病院と違って取得できる加算も少ないので、そこまで機能訓練指導員には求められていることは少ないです。

そのため療法士が実際にリハビリをする時間以外にも、生活の中でのリハビリを行っていく必要があります。

少しでも、療法士が特養で働く際の参考になったら幸いです。

ありがとうございました。

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