作業療法士が行う高齢者への介護予防の取り組み内容

元気な高齢者

こんにちは、あいひろです。

 
あいひろ
僕は現在、介護予防に特化して関わっています。この世は超高齢化社会です。いつまでも自立して元気で自分らしく生きていける高齢者が増えてほしいと願っております。これからも介護予防に特化して取り組んでいきたいと思っています。

当記事では『僕が高齢者への介護予防への取り組み内容』を書いていきます。

この記事の解説項目

  • そもそも介護予防とは?
  • 僕が介護予防に関わっている理由
  • 作業療法士としての介護予防への実践内容

この記事を読めば、介護予防への重要性が理解できると思います。

ぜひ、最後まで読んで頂けると幸いです。

そもそも介護予防とは?

 

元気な女性高齢者

まず、厚生労働省が提示している介護予防への概要について

介護予防は、高齢者が要介護状態等となることの予防又は要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を目的として行うものである。

生活機能の低下した高齢者に対しては、リハビリテーションの理念を踏まえて、「心身機能」「活動」「参加」のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり、単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく、日常生活の活動を高め、家庭や社会への参加を促し、それによって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取組を支援して、QOLの向上を目指すものである。

出展:厚生労働省|これからの介護予防

要するに大切なことは以下のことです。

厚生労働省が定めるこれからの介護予防

己の生活動作の向上、家庭・社会への参加を促し、一人一人の高齢者が自己実現のための取り組みをして、QOL(生活の質)を向上させる

上記の目的達成のために介護予防をするわけなんですね。

確かに年齢がいくつになっても、夢や目標を持ち、理想の自己実現のために取り組んでいきたいですよね。だからいつまでも元気でいる必要があります。

しかし年齢を重ねれば、重ねるほど、僕たちの身体と精神は言うことをきかなくなってしまいます。これには「高齢者の特徴」を知る必要があります。

高齢者の特徴

変化する高齢者の特徴として2つに分けられます。

  1. 身体機能の変化
  2. 認知機能の変化

まず身体機能の変化から解説します。

身体機能の低下

  • 近くのものが見えにくなる → 老眼
  • 耳が聞こえにくくなる → 難聴
  • 足腰の筋力や骨が弱くなる → 転倒につながる
  • 姿勢の変化 → 脊柱や背中の筋力低下により円背になりやすい
  • 嚥下機能の低下 → 飲み込みが悪く誤嚥につながりやすい

…他にもいろいろ身体機能に影響を及ぼすことがあります。

個人差はありますが、高齢者の身体機能は徐々に低下していき、生活動作に支障を与えてしまいます。

次に認知機能の変化です。

認知機能の低下

人間は年齢を重ねるごとに徐々にですが認知機能の低下がみられます。

「認知機能」とは、理解・判断・記憶・言語など総合的な認知に関わる機能を表しています。ここで言う「認知機能の低下」というのは、今までこなしてきた生活動作が徐々にできなくなってきたことを意味しています。
  • 人の言っていることが分からなくなった → 理解能力の低下
  • 様々な選択肢の中で選べなくなった → 判断能力の低下
  • モノや人の名前がでてこなくなった → 記憶力の低下
  • コミュニケーションがうまく取れなくなった → 言語能力の低下

高齢者は個人によって、身体機能もそうですが、認知機能にも大きく差がでてきます。これは過去の生活歴・ストレス・病歴・職業・人間関係が大きく左右してきます。

若いうちから「介護を必要としない元気な高齢者になる」という心構え、正しい知識と行動が必要になってきます。

僕が介護予防に関わっている理由

介護予防の意味

僕が、なぜ介護予防に関わっているのか?

この答えは以前『作業療法士である僕が介護予防に特化して関わっていきたい理由』でも解説しました。

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元気な女性高齢者

当記事でも簡単に理由を言いますと、僕はこれまで療養型病院・特養など介護度が高い職場で作業療法士として勤務してきました。

介護度が高いと、身体機能・認知機能の低下は著名に表れ、寝たきりになっている対象者(患者・利用者)もいました。

嚥下機能低下により経管栄養をしている対象者もいました。食物が飲み込めないため、生きるためには経管栄養も必要な方もいます。

本来なら、食事は口から食べて、味を感じとり、咀嚼し飲み込み、胃や腸で栄養を吸収して生きることが理想的なカタチです。

作業療法士でありながら、言語聴覚士の助言も頂き、作業療法の中では「食事動作訓練」+「嚥下機能訓練」も実践しました。

またコミュニケーションを取りたくても、意識がもうろうとしていて意思疎通もとれない対象者もいました。寝たきりの対象者には特に多いようです。

介護度が高い対象者と関わるにつれて、いずれ僕はこう考えました。

 
あいひろ
このような状態になる前に、介護予防リハビリを行ったり、自分で知識を高めることで生活の中で介護予防に取り組めたのではないか?自分らしく生きる方法があったのではないか?

もっと若いうちから介護予防のための知識と訓練をしていけば、生活動作の維持・向上、QOLの向上に注力できるのではないでしょうか?

僕が志していることは「生産性が高い現役100歳を目指す」ことです。

自分が健康で長生きをしていきたい

…これはできればそうなりたいですよね(汗)

最近、こんなツイートをしました。

夢や目標って人さまざまですけど、いつまでも追いかけていきたいですよね。

僕が若いときは、あまり夢も目標もなく、何の刺激もなく毎日を過ごしていました。しかし社会人になって作業療法士になって、成功しているビジネス系の人たちと関わって、考え方が大きく変わりました。

2020年は有名人が誹謗中傷で亡くなるなど、悲しいニュースも流れました。高齢者になって介護を必要とする以前の問題です。

人生は1度きりです。

どんなに現状がキツくても、幸せ目指して精一杯生き抜くしかないんです。それは年齢がいくつになっても変わりはありません。

ただ今をひたすら、がむしゃらに生き抜いてやりましょう!

作業療法士としての介護予防への取り組み内容

筋トレをしている女性

最後に僕が現状で取り組んでいる介護予防への取り組み内容を紹介します。

介護予防の取り組み内容

  • ラジオ体操
  • セラバンド体操
  • 下肢筋力訓練(スクワット・四股踏み・踵上げ・つま先上げ)
  • 脳トレ(歌遊び、指を使った体操、ホワイトボードを使ったレクなど)

たまに外出行事で介護予防事業を活用されている利用者と出かけます。

笑顔がみられて、積極的に自ら参加する。「現状が楽しい」と言っていただける。高齢者になっても夢・目標をもち達成するまで挑戦する。

こんな高齢者が増えたらいいなと思います。

当記事のまとめ

以上『作業療法士が実践している介護予防への取り組み』について解説しました。

  • 介護予防の目的

高齢者がいつまでも生活動作を維持・向上できて、社会活動へ参加し、夢・目標をもって自己実現をかなえるという理想の生き方ができる。

  • 僕が介護予防に関わっている理由

年齢がいくつになっても、生産性が高い現役高齢者を増やしていく。将来は現役100歳の高齢者を目指していく。僕も将来は、そのような高齢者になりたい。

  • 作業療法士としての介護予防への実践内容

主に筋力や脳トレーニング、外出行事、外部講師からのセミナーなど。

介護予防業界へ転職を考えている方へ

介護予防業界への転職はデイサービス、訪問看護、そして介護保険を使わない介護予防事業、トレーニングジムなどがあります。

今後、介護予防事業への取り組みは大きく成長すると思っています。

ここで理学療法士・作業療法士などリハビリ職は活躍する場が、さらに増えていくでしょう。

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人に貢献できる療法士という職業は素晴らしいです。人が喜んで得られる幸せは、自分の幸せへと転換します。

これからも僕は微力ながらも介護予防へ貢献できるように精進していきたいと思います。この記事をここまで読んでくださった方、一緒に頑張りましょう!

ありがとうございました。

元気な高齢者
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