認知症の方々が穏やかに日々を過ごすための支援方法

  • 2021年5月30日
  • 2021年5月30日
  • 介護士
女性介護士

こんにちは、あいひろです。

今回は女性介護職の”ことみ”さんに記事を書いて頂きました!

✅記事を書いて頂いた”ことみ”さんについて

  • 女性介護士 経験年数2年
  • 勤務先:グループホーム
  • 介護士の仕事に対して一言:とてもやりがいのある素敵な仕事だと思います。一般的に、介護職に対するイメージが、きつい、汚い、給料が安い、腰痛もちになる…というようなマイナスのイメージが強いことが残念です。慣れるまで、大変なことはもちろんありましたが、今は介護職を通して人生に大切なことをたくさん学べたと感じています。そして何より、私が介護職を続ける理由は、老人の方々の癒しのパワーです!優しい方が多く、人生の先輩としてたくさんのことを教えてくれますし、話すとこちらまで笑顔になってしまうほどの癒しパワーがあります。介護職、オススメです!

今回は、ことみさんから「認知症の方々が穏やかに日々を過ごすための支援方法」について紹介します。

※最後に私(あいひろ)の記事のまとめ・感想も書いています。閲覧してくださる方も感想や意見がありましたら、コメント欄にてお願いします




利用者全員に共通している「認知症」

私は、高齢の女性の方々が8人で暮らすグループホームで介護士をしています。

杖をついて歩かれる方、車いすで移動される方、食事介助や排泄介助が必要な方など、一人ひとり支援方法は異なりますが、全員に共通していることは「認知症」であるということです。

最初、私がこの施設で働き始めたときに施設長に言われたことは、「一般的に認知症は治るものではないと言われています。しかし、認知症だからと言って放っておいたり、否定することはないように。利用者さんにとって穏やかな日々、寄り添った支援を心がけましょう。」ということでした。

実際に認知症の方々の生活を支援するときには、戸惑うことがたくさんありました。




認知症の利用者との会話での心掛け

夜ご飯までの間、毎日決まって、ある女性の方が「じゃあそろそろ帰るね。」と介護士に向かってにこやかに言われます。

私たち介護士が「どこにですか?」とお聞きすると、「家よ。もう電車来る時間でしょ。駅に急いで行かないと。家でお父さんが待ってるの。」と当たり前のように言われます。

もちろん全て彼女の空想の世界です。すでに旦那さまは他界され、歩いて行ける距離に駅はありません。それでも電車に乗って家に帰って、旦那さまに会いたいという強い気持ちがあるのでしょう。

私はそんなときいつもこう言います。「今日は家に帰られる日なのですね。嬉しいですね。あぁでも、今日はもう最終電車が行ってしまったようですので、明日にしましょうか。外も暗くなってきたので旦那さまも心配されますよ。」と。すると「えぇ、もう今日の電車はないの?」と驚き、少し悩んだ顔をされたあと、「そうねぇ。お父さんも心配するし、明日にしましょうか。しょうがないわよねぇ。」と納得されます。

こういうときに決して、「旦那さまはもう亡くなられていないでしょう。」や、「毎日同じことを言ってますよ?駅は近くにはありません。」なんて否定の言葉は使わないようにしています。

そして、できるだけ、話をたくさん聴いてあげるようにして、いつも一人ひとりに寄り添う支援を心がけています。




いろいろ教えて頂くという姿勢で接すること

お年を召した方々にはそれぞれの人生があります。その大部分は私には知ることのできないものだと思っています。

認知症を患った方々の根っこにも、その方がそれまでの人生で大切にしてきたこと、愛していた人、抱えていた思いが必ずあるでしょう。

私たち介護士は認知症の方々の見えない部分を、その方に寄り添うことで、共生できるのではないかと感じます。そして私たちのそのような支援を通じて、穏やかに過ごせるのではないかと。

決してこちらが支援してるという意識に縛られずに、その人にいろいろなことを教えてもらうという姿勢で対応すると、相手の方も徐々に心を開いてもらえるということを私は介護を通して知りました。

とても素敵なこの仕事を長く続けられるように頑張りたいと思います。

最後にことみさんの心の声を紹介します…(お給料、少しあげてー!)




記事のまとめ・感想

ことみさんに「認知症の方々が穏やかに日々を過ごす支援方法」について記事を書いて頂きました!

認知症の症状は十人十色、人それぞれが特有の症状があり、対応もまた異なります。

しかし自分たちが共通して気をつけるべき点は決して否定をしないことではないでしょうか?

確かに認知機能が正常な人からみれば、的外れなことを言ったり行動したりしています。相手は悪意があってするのではありません。自分に素直に正直に言動や行動をとっています。

なぜその言動・行動につながるのか?きっと答えがあり、そこにその人の正しい接し方があるのかもしれません。

自分達は教わるつもりで接する…とても大切な心構えですよね。

ことみさん、ありがとうございました!

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