こんにちは、あいひろです。
今回は『新型コロナウイルスに感染しない免疫力の高め方』について解説していきます。
僕は職業上、高齢者に関わることが多いのですが、利用者であるおじいちゃん・おばあちゃん達から「こんなこと(全国的にウイルスが蔓延して大騒ぎ)になったのは、生まれてはじめてだ」と言っていました。
インフルエンザだって蔓延しても、自粛しないといけないなど大騒ぎにはなりません。
幅広い世代からみても、このような事態は本当に異例なのでしょう。
基礎疾患を持った方、高齢者の方には、特に命に係わる危険な新型コロナウイルス(COVID-19)。
予防対策として手洗い・マスク着用・3密を避ける(密集・密接・密閉)も大切なのですが、ウイルスが付着しても感染しないことも大切です。
忘れがちですが、ウイルスに対抗するためにも日ごろから「免疫力を高める」ことが大切です。
免疫力について
免疫力とは体内に異物(ウイルス・細菌など)が侵入してきても、それをやっつける力のこと。異物をやっつけることで病気・感染症を防ぐことができる。
今回は以下のことについて解説します。
- 免疫力が弱い人がウイルス感染するとどうなる!?
- 免疫力の高め方(意外と知られていないこと)
- 基本は徹底した感染予防対策が重要!
最初に「免疫力が弱い人が感染した場合」について解説します。
免疫力が弱い人がウイルス感染するとどうなる!?
基礎疾患、高齢者などは自己免疫力が弱いです。
そのような方々が新型コロナウイルスに感染した場合どうなるのでしょうか?
まず、厚生労働省からも発表しているとおり重症化しやすいと言われています。
重症化すると呼吸器疾患である「肺炎」を起こします。
肺炎になると呼吸がしずらくなり、ひどくなると自発呼吸が困難になってくるため人工呼吸器が必要です。
有名な”志村けん“さんも新型コロナウイルスに感染し、日本最高峰の病院で治療しても最後には亡くなってしまいました。
ここで新型コロナウイルスの恐ろしさを改めて感じました。
特にかねてからタバコを吸う人(喫煙)・お酒を過度に飲む人・過去に呼吸器疾患を患った人・空気が汚染された場所に住んでいる人などは、肺炎のリスクが高まるので注意が必要です。
また若い世代は免疫力が高くて感染しても無症状であることも多いのですが、知らず知らずのうちに感染したまま高齢者にうつしてしまう…ということが怖いところです。
このことから免疫力は日ごろから高めておくことが非常に大切です。
免疫力の高め方
新型コロナウイルスに対抗する手段の1つとしては、免疫力を高めることです。
しかし若い世代はもともと免疫力が高くていいのですが、高齢者は自粛モードにより動かないことにより免疫力が下がりやすくなってしまいます。
いわゆる「フレイル」という状態になりやすいです。
フレイルについて
健康な状態と介護が必要とする状態の中間にあり、身体的機能・認知的機能がゆるやかに低下している状態のこと
そのため世間が自粛モードとはいえ、日頃から免疫力を高めることは大切です。
僕も職場では利用者に「免疫力を高める方法」について説明しています。
その中でも特に大切な「免疫力を高める4つのこと」について紹介します。
知っているようで、意外に知られていない内容もあると思います。
筋トレをする
最初になぜ筋トレが必要なのか?について解説します。
筋トレをすると当然筋肉がつきます。
筋肉がつくとカラダの血流が改善されます。
血流が改善されると体温が上昇し免疫力の源となる白血球の働きが良くなるからです。
そして筋トレは特に下半身を中心に鍛えることが大切です。
人間は下半身についている筋肉は全身と比較すると60~70%を占めます。
大部分を占めるので下半身(太もも・太ももの裏・ふくらはぎなど)から鍛えた方が良いというわけです。
また「歩く」などの動作は当然、下半身が重要になってきます。
人間は歩けなくなると一気に生活動作能力が低下し、できないことが増えてしまいます。
できることが限られてしまうため、身体機能に加えて認知機能も低下してしまいます。
人はいくつになっても「筋トレ」は続けるべきです。それは筋トレはやればやった分だけ、鍛えられることができるからです。
僕は介護予防のときに利用者に「貯筋力」が大切だと言っています。
野菜・魚を中心に食べる
野菜にはビタミン・ミネラルなどカラダに必要な栄養素がたくさん含まれています。
そして魚には筋肉をつくる基となるタンパク質が豊富に含まれています。
魚に含まれたタンパク質は良質なものが多いので積極的に魚を食べましょう!
良質な睡眠をとる
睡眠は1日の疲れきった身体の回復をする大切な時間です。
単に睡眠をとるということではなく”良質な睡眠”をとることが大事ということです。
良質な睡眠をとるために就寝前に絶対にやってはいけないことがあります。
- 過度なアルコール摂取
- 就寝前の激しい運動
- スマホ・パソコンの使用
- テレビの閲覧
過度なアルコール摂取は睡眠の質を下げます。
理由は抗利尿ホルモン(バゾプレシン)という尿を抑制するホルモンの働きをアルコールを摂取すると阻害してしまうからです。
要するに過度なアルコール摂取は脱水状態になり、夜中にトイレに起きやすくなってしまいます。
よって夜中に起きてしまうため、睡眠の質を極端に下げてしまうわけです。
また就寝前のテレビ・スマホ・パソコンの使用はブルーライトの光で、睡眠へ促すホルモンであるメラトニンの働きを抑制してしまいます。
これらは睡眠の質を下げてしまうので就寝前は絶対に避けましょう!
呼吸能力を高める
意外と知られていないことが免疫力を高めることの1つに呼吸能力を高めることも大切です。
特に新型コロナウイルスは呼吸器疾患である「肺炎」のリスクを高めます。
万が一、新型コロナウイルスに感染し呼吸能力が低下した状態で肺炎になってしまうと人工呼吸器なども必要になり命に関わってしまいます。
そのために日ごろから呼吸能力も高めておくことも大切です。
呼吸をする筋肉「呼吸筋」は横隔膜・胸鎖乳突筋(首の筋肉)があります。
口をすぼめて腹から息を吐きるようにすることで、呼吸筋を鍛えることができます。
ハーバード式呼吸法
ハーバード大学出身のアンドルー・ワイル博士が推奨する呼吸法。
自律神経である副交感神経に刺激をいれてリラックス効果をもたらす。
コツは息を鼻から4秒吸って、7秒間止めて、8秒間で口から吐き切ること。
※吸うより吐くことが大事。無理に7秒間も止めなくても大丈夫です
免疫力に加え、基本的な感染予防も大切!
自分の免疫力も高めることは当然大事です。
それに加えて、基本的な感染予防も大切になってきます。
基本的な感染予防
- 手洗い、アルコール消毒
- なるべく人・モノへの接触を避ける
- マスク着用(サージカルマスクが好ましい)
さらに3密(密集・密接・密閉)を避けることが大切になってきます。
接触感染を避ける基本は「正しい手洗い」です。
キレイな空気の場所にいることも大切
次亜塩素酸水がウイルス対策として、とても有効なのは知られています。
「除菌水ジーア」は希釈せずに使える次世代のウイルス対策です。
この「除菌水ジーア」で新型コロナウイルス対策をしている人が増えています。
赤ちゃん・ペットがいる空間にも安心して使えるのが良いですね!
僕も医療従事者(作業療法士)としてウイルス対策には徹底しています。
同じ作業療法士としても新型コロナウイルスの感染報告のニュースが流れていました。
他人事ではありません。
自分が感染者の気持ちで、身近な人、大切な人に感染させないように意識して行動すべきです。
以上「新型コロナウイルスに感染しない免疫力の高め方」について解説しました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。