こんにちは、あいひろです。
- 全国の療法士の賞与(ボーナス)平均支給額が分かる
- 賞与は年収に大きく影響することが分かる
- 療法士が勤める職場に賞与が不要な理由が分かる
賞与は働く職員にとってモチベーション向上のためにもて必要です。
しかし、そもそも賞与の存在は必要なのか?という個人的な疑問も解説しています。
ぜひ、最後まで読んでください。
全国の療法士平均ボーナスは相場
厚生労働省が公表している「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、理学療法士・作業療法士の平成30年のボーナスの平均支給額は、年間で66万2,200円(平均年齢は32.9歳・平均勤続年数6.1年)でした。
年間66万2,200円、この額が療法士の賞与の相場になります。
理学療法士と作業療法士の給料はほぼ一緒なので、PT・OT間にほぼ差額はないようです。※職場によってはPT・OTによって給与差があるようですが稀ですね
また療法士が勤める職場の規模が大きくなればなるほど、支給される賞与の額も大きくなる傾向にあるようです。
また当然ですが、勤務年数が長いほど賞与額も上がってきます。
また男女での差額もほとんどないようです。
賞与(ボーナス)の額が上がる基準
- 職場の規模が大きいほど、賞与額は上がる
- 勤務年数が長いほど、賞与額は上がる
- 男女での差額はほとんどない
療法士が辞める時期が同じな理由
療法士が退職をする時期は、だいたい賞与をもらった後が多いようです。
理由は言わなくても分かると思いますが「貰えるものは、貰っておこう」という考えです。セコイ考えだという人もいますが、ハッキリ言って退職後の生活も、次の職場探しにかけるにも「お金」は必要です。
この資本主義社会の中「お金」に執着するのは汚いという人もいますが、自分の幸福度を上昇するためにも「お金」はある程度必要であると統計でも表れています。
お金があると「選択肢の自由度が高まる」と言われます。要するにできることが増えるということです。結果、人生の幸福度も高まるというわけですね。
退職についてですが、賞与(ボーナス)を貰ってから退職することは可能なので、周囲にどう思われようが、辞めたければ気にしないで辞めた方がいいと思っています。
賞与(ボーナス)は無くした方がいい?
僕は賞与(ボーナス)という制度は無くした方がいいんじゃないか?と思っています。
大体、賞与って夏・秋の年2回支給されますよね。
年で基本給4倍の賞与を貰えるなら、夏に2倍、冬に2倍などに分けて支給されます。
毎回賞与を貰って「また、頑張ろう!」と決意する社会人や、「ボーナスをもらったから辞めよう」という人もいます。
この「辞めよう」という人は、今勤めている退職するために、賞与をもらうタイミングを狙っていたんですね。どうせなら賞与をもらって辞めた方がいいわけですから…。
僕が今まで勤めていた職場の療法士にも結構いました。
理由としては「お金に執着する働き方は、良い仕事につながりにくい」と考えているからです。
本当に幸せに働くとは「お金に執着せず、仕事を楽しく夢中ですること」だと思っています。
お金に執着して働いていると、その仕事が楽しいのか?幸せに働いているのか?と疑問を感じてしまいます。
理学療法士・作業療法士の職業は幸せに働ける職業だと思っています。
以前こんなツイートをしました。
【幸せに働ける条件】
— リハケアつぶやき (@rihacare_tweet) September 13, 2020
①好きなことを仕事にしている
②人に貢献できている
③自分なりに創意工夫ができる仕事
④新しい結果を出せる仕事である
①は個人差があるが、②~④については療法士・介護士・看護師という職業は幸せに働ける条件を満たしている。
今の職業であることに誇りを持ちましょう!
現状、幸せに働いていないのであれば、その理由を改めて考えるべきだと思います。
療法士であれば、病院・施設に勤めていると、賞与は年〇ヵ月分と決まっている職場が多いですが、賞与制度を無くして毎月の給料に振り分けることも考えてもいいと思います。
確かに賞与という制度は、職員のモチベーションにもつながるし、必要な意味も分かっています。しかし賞与にしばられた仕事って、どうなのか私の個人的な思いでした。
会社の経営危機ならば、賞与の分からカットしていく必要があるので、そこは法人によって調整が必要だとは思います。
まだ現実的な話ではないのですが、給与形態も近い将来変わるのかもしれません。
記事のまとめ
療法士の平均賞与(ボーナス)の相場 まとめ
- 療法士の平均賞与額は約66万円
- 療法士は賞与をもらってから、退職する人が多い
- 賞与を貰ってから、辞める人が多いが、実際にそれでいいと思う
- 賞与という制度は無くしてもいいと思う。理由は「お金に執着しやすく、仕事を楽しく幸せに働く」という意識が低下してくるから
賞与は実際に職員のモチベーションを向上させるためにも必要ですが、賞与を貰うために頑張って働く!という考え方は改めた方がいいと思っています。
仕事はお金に執着して働くのではなく、幸せに楽しく働くことを追求した方がいいです。
ありがとうございました。